施工事例

上平原の家

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ポイント

小高い細長く変形した土地に建つ住宅の建て替えである。
古くからの住宅が建ち並び通行の盛んな場所で、南側からの光に恵まれる立地条件である。
通行の目線が多い場所であるが外部と完全に遮断するのではなく、
室内環境と外部環境を曖昧に繋げて、目線や体感の広がりを
確保することをコンセプトに計画を進めた。

1階には生活の中心となる調理スペースを配置してその廻りに、
食事をする場所、テレビ観る場所、物書きをする場所、外で遊ぶ場所、
玄関から続く土間を配置した。
気分や季節などによって変化する場所であり限定はしない。
そんな場所を通行の目線を適当に遮る為に、外で遊ぶ場所には低い塀を設けた。

階段上部からは南側からの充分な光が一日中ふりそそぐ。
その光が玄関の通路まで長く伸び生活に豊かさを与える。

2階には個室を配置して年齢に応じてプライバシーも確保できる場所を設けた。

平面的な広がりをイメージさせるために建物高を低く抑えて計画した。
平屋建ての高さとして、2階部分は小屋裏を思わせる形状とした。
敷地形状に合わせた壁と屋根勾配とすることで、建物に変化を与えた。

充分な自然の光と、敷地全体に広がる目線を確保し、
のびのびと生活する場所づくりをすることに成功した。